編集:一般財団法人 全日本ろうあ連盟 発行:明石書店 A5判 312頁 定価2,500円+税
2021.12月
知っていますか?手話が言語だと。
聞こえない人への差別はなくならないの?
手話が言語だとわかればすべてが解ける!
ろう者が戦前から長い間、差別や偏見に満ちた社会の中で人間としての誇りを持って大切にしてきたもの、それは「手話言語」でした。
手話言語で語り合うことができることはろう者にとって生きる喜びであり、命そのものでした。(中略)手話言語の過去の歴史を振り返り、現在の私たちがなぜ手話言語法の制定に取り組まねばならないのか、そして未来に向けて何を語りかけていくのか、それらをすべて「手話言語白書」にまとめました。是非多くの方々にこの本を読んでいただければ幸いです。(文:書籍の帯より抜粋)
平成28年3月22日に、長野県手話言語条例がスタートしました。
鳥取県、神奈川県、群馬県に続き、都道府県としては全国で4番目です。
条例にあるように、誰もが手話に親しんで、理解を深め、手話が広く日常生活で利用できる長野県を目指しています
長野県の塩尻市でも新聞記事にあるように2021年12月17日に塩尻市の本会議で「手話言語条例案」を可決しました。
手話の輪が本当の意味で市民県民国民にひろがることを願って、
今月の本の紹介とします。